2009-05

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ごめんなさい!!!

てつやさん、管理者コメで下さった方、ありがとうございます。
いや、すみませんホント。
次の小説があまりにもうかばないので、一度停止しようかな、とはおもったんですが、
閉鎖という形はとらないことにします。
惑わせたりしてスミマセンでした。

素のネガティブが出てしまったということでご勘弁をいただきたいです・・・・

次回の小説がどうなるか・・・
3ヶ月先かもしれませんし、2週間後かもしれません。
頑張ってみます。

改めて、お詫び申し上げます。

愚痴みたいなもので。

いま、大きな分岐点にいます。

実はもうこのブログを廃止しようかと思っています。
勿論、サイトも。
理由は簡単です。
私のようなダメ人間が何の感動もないゴミのような小説を書いたところで必要な方はいないのではないか、と思ったからです。
絵をうまく描くことができないから、その代わりに小説をなんて考えている自分がバカでした。
小説なんて誰でもかけます。
文字とほんの少し文法知ってれば赤ん坊でも可能です。
僕がここに書いている理由はただの自己満足です。

・・・コメントとか求めてどうするんだって話ですよ。
ゴミ人間がゴミを吐き出して結果的にゴミがたまって終わり。
ただそれだけ。

絵なんて習得できる技術だと、誰かが言いました。
中学時代、友達の似顔絵で友達を失った僕にはうってつけのコトバかもしれません。

モデル体験記-アメリカ編-(6)

今日は泥の撮影。泥色が目立つように私は白いブラウスに白のロングスカート。ひなちゃんは大好きなピンクのゴスロリ、ヒロコさんはメイド服、そしてジェシーはウェディングドレスを着ていた。ヒロコさんが結婚式に着ていたらしい
「いいんですか?泥まみれにしちゃうと、漂白剤でも落ちませんよ?」
ヒ「いいよ。ドロドロになったドレス見てみたいし、それに後から着せかえてもらうから。」

どろんこの沼に着いた。少し水っぽい泥で色は黄土色。日本でやったときは灰色の干潟みたいな泥だったから、ある意味初体験。

ハ『監督、これから訳をよろしく』
監督「OK。」

監督「ではまず、衣装を脱いで水着になって。」
少しためらったが、ひなちゃんとジェシーが躊躇なく脱いでいたので、私も従った。ジェシーは黄緑色のビキニで、ひなちゃんが紺色のスクール水着、ヒロコさんが赤、私が水色のそれぞれ競泳水着だった。
監督「では泥にゆっくり入って、首から下を泥まみれにして。」
言われるがまま静かに泥の中へ。冷たい。でも日本で体験した粘りけのある泥って感じではなく、水っぽい泥だった。
「水着の中もしっかり塗ってね。」
そう言われ、しっかりと泥を塗り付ける。泥はたってる状態でみぞおちくらいまでの嵩があったので、ゆっくり座りながら水着の中に泥を入れて、手を突っ込んで塗った。ひなちゃんに言われて塗ってあげたりもした。私がふざけて胸を揉んだら、逆にひなちゃんに胸を揉まれたりしながら私も塗られた。

モデル体験記-アメリカ編-(6) »

剣豪娘の通過儀礼

沢上流剣術正当継承者の沢上冴子は、十七歳の通過儀礼である山隠りに出た。千薬山山奥にある平たい岩の上で、炒り飯と沢の水だけで七日間過ごす。
沢上家伝来の名刀梅一文字を腰に差し、一人山隠りを始めた。
沢上流は国の無形重要文化財として守られてはいるのだがやはり法は厳しい。名刀梅一文字は先々代の折に廃刀令により刃を切れなくする加工が施されてしまった。尤も、沢上流の神髄とは、無駄な殺生をしないことにあるのだが。

冴子は白装束を着て静かに岩の上に座ると、刀を構えた。そのまま邪念を消すのだ。

と、急に雨が降り出した。じっと雨に打たれながら止むのを待つ冴子。ところが、冴子にはある不思議な感覚が広がってきた。
気持ちいい。なぜか興奮してくるのである。

自分の修行が未熟であるが故か。邪念を振り払うため、殺陣を行った。しかし、どれだけ動いてもピタリと張り付く白装束に興奮を覚えてしまう。
ならば、と、滝業にはいることにした。近くの滝まで急ぎ、刀を収め、滝の中で座禅を組む。究極の邪念のとりかただ。しかし、ずぶ濡れであることに興奮を覚えるという邪念は取り払われるどころかどんどん強くなってしまった。
冴子はならばそれに身を任せることにした。滝から戻り、ずぶ濡れ白装束で雨を浴び続ける。帰ったら修行のやり直しだ、そう思いながら。
雨が止み、全身びしょ濡れで佇む冴子。髪を整えたりすることはなく、ずっと座禅を組み、精神統一に励む。濡れた装束から滴が岩に滴り落ち、染み入る。日が暮れ、さすがに腹も減ったが、それでも冴子は座り続けていた。

朝静かなる目覚めと共に滝行に励む。やはり装束の濡れによる邪念が取り払われることはなかった。それどころか、もっと浴びていたいとすら思うようになっていた。当然冴子の17歳特有のむっちりとしたハリのある肌が白装束から透け、下着は腰巻きだけなので柔らかな膨らみのある胸はその中心の桃色の円形がくっきりと見えるほど透けていた。

極限まで腹を空かせた冴子は濡れ装束のまま炒り飯を頬張った。そしてすぐに滝に戻った。


4日目に父上が見に来たときにもやはり雨でずぶ濡れだった。冴子が邪念のことを話すと、「未熟者」と一喝され、「ならばそれがいやになるまで滝行をするべし。昼夜を問わず励め。あと3日、滝に打たれ続けろ。邪念を消すまで飯は食うな」といわれた。
早速滝行に励む冴子。1時間足らずでもう疲れてきた。それでも、邪念が消えない。浴び続けた。

夜になり、肌寒くなっても浴び続ける冴子。寒くて疲れて倒れそうだったが、それでも邪念は消えなかった。

滝行のままいつの間にか朝を迎えていた。ぐったりと青ざめた顔の冴子。ビチョビチョでよれよれになった装束を着たままだ。それでもやはり体の中から火照る気持ちが消えない。休むことなく滝行を続けた。

どれくらい時間がたっただろう。もはや冴子には時間という感覚すらなくなってきていた。あと何日、という感覚も忘れ、ただ一つ残ったのは「ずぶ濡れという状態が気持ちいい」という感覚だけだった。

ちょうど1週間が終わり、父上が迎えに行ったときもそのまま滝に打たれ続けていた。父も滝の中に入り冴子を出すと、まだ邪念が消えないといった。冴子は実に3日ぶりに滝から出た。頭はクラクラし、体はふらふら。装束はぴったり透けてよれよれになっていたが、やはり邪念だけが消えなかった。
父はもはや諦めたように冴子を介抱した。冴子はもう歩くことすらままならない状態だったからだ。

山を下りている途中ではっ、と我に返る冴子。装束から乳首が丸透け状態だった。どんな家柄であろうと冴子だって17歳。年頃の娘である。そんな姿では歩きたくない。恥ずかしい・・・

家に戻るまで誰ともすれ違わなかったことが幸いして、冴子のその純粋な身体が他人の目に触れることはなかったが、それでも恥ずかしさで折角のご飯も喉を通らなかった。
夜、母上が心配して好物の梅おにぎりをそっと差し出した。冴子はポロポロ涙をこぼしながら邪念が消えなかったことを話した。母上は、「やっぱり、あなたも私の子ね」と、自分もずぶ濡れに興奮することを教えてくれた。

結局沢上流は別の弟子入り志願者に継承されることとなった。冴子は自分の愚かさを責め続けたが、父上も、やっぱり母さんの子なんだな、と、笑って許してくれた。

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千薬山がイチョウの見頃の時期をむかえたので、僕は写真を撮りに行った。あそこには蓮滝と呼ばれる小さな滝があるのだが、そこを中心としたイチョウの広がりがとても美しく、構図もぴったりなので、お気に入りにしているのだ。
すると今年は不思議な光景を目にした。女性が2人、服を着たまま滝にうたれているのだ。1人は4、50代の美しい女性。もう一人は10代後半だろうか。どちらも分厚い服だが肌が透けて見える白い服を着ていた。10代の子にいたっては胸まで透けさせていた。
僕は写真を諦め、山を下りることにした。あれは・・・夢だったのだろうか。

モデル体験記-アメリカ編-(5)

朝目覚めると、フワッと甘い匂いがした。
リビングに行くと、スタッフが懸命にクリームを泡立てていた。
ハ『おはよう。今日はパイ投げだ。彩夏も手伝ってくれ』
私『いいですけど、ジャムありますか?』
ハ『ジャム?何に使うんだい?』
私はジャムを受け取ると、液体のクリームに小さじ半分位入れ、かき混ぜ始めた。すぐに泡だった。
ハ『ん!?彩夏、速いね!』
私『ジャムに含まれるペクチンっていう成分が泡立ちを速くするらしいですよ。』
ハ『そうなのか!?知らなかったなぁ』
私『しかもこれ、時間がたっても液体に戻りにくいんです。』
すぐに苦労していたスタッフに伝わった。
『ジャムは小さじ半分ね?』
私『はい。』
『よく知ってるね!』
私『友達にパティシェがいて、プロは粉ゼラチンを使うらしいんですけど、手軽なものだとジャムでいいって教えてくれたんです。私趣味でお菓子作ったりしますから。』
そういっていると、ジェシーが起きてきた。
ジ『おはよ!』
私『おはよう。ジェシーも手伝って。』
ジ『わかった。ジャムを入れるのね?』
私『そうよ。』

途中から数人のスタッフが皿に盛る作業を始めた。皿は400枚以上あるという。さらに、マットまである。一人は絞り出したクリームをそのマットに。ケーキベットだ。日本でもやってもらったけど、こっちは規模が違うなぁ。

ヒロコさんもひなちゃんも手伝い、作業は昼までかかった。
ジ「ひなちゃんが濡れてないの久しぶりに見た気がする。」
ひな「ひどいなぁ。観光の時はびしょ濡れじゃなかったよ?」
私たちは笑った。

ついに完成。用意したクリームがあまり、皿を追加して500枚になった。
ハ『一人125枚だけだよ。』
私『え!これ、私たちだけで使うんですか?』
ハ『もちろん。』
私はなんだかすごくうれしくなって、衣装の中でも一番おきにいりの黒のドレスをきた。真っ白に汚れたときのコントラストがいいからだ。それにあわせてか、ジェシーは赤、ひなちゃんは青、ヒロコさんは黄緑色のドレスだった。

ハ『まず最初は顔にぶつけてね。ひなはジェシカに。ジェシカは彩夏に。彩夏はヒロコに。で、ヒロコはひなにぶつけるんだよ』
早速スタート。ヒロコさんにぶつけると同時にジェシーから冷たいクリームをなで付けられた。いきなり顔では誰だかわからなくなった。といってもジェシーは金髪だからわかるけど。
ハ『さあ、パイ投げバトルだ。レディー、ファイト!』
ひなちゃんはその声にまずヒロコさんにぶつけた。それによってまずターゲットはヒロコさんになって、3人でヒロコさんに集中攻撃。服の中にまでパイをねじ込んだ。おかげでヒロコさんは全身真っ白。さっきまで黄緑色のドレスだったはずなのに、もう白いドレスになっていた。次は私。ヒロコさんが胸にぺたりと付けたのを最初に、ジェシーから首に叩きつけられて少しむせそうになった。ひなちゃんに服の中へねじ込まれたと思ったら、ヒロコさんに背中にねじ込まれた。冷たぁい!なでるように足にも塗られて、髪にもペトッとクリームがついた。全身真っ白。最後に自分で両手で持ち、ジェシーのかけ声で3人が私の手を押し上げて顔にパイをぶつけた。少し時間をおく。その間少しクリームを舐めた。甘くておいしい♪
私が今どんな状態か、ヒロコさんを見ればわかった。全身クリームまみれで肌触りはつるっつる。楽しい!
続いてひなちゃん。ひなちゃんは自分からすすんでパイを塗った。私はさっきの仕返しに服の中にねじ込んであげた。ねじ込んでる最中にジェシーが私の後頭部にたっぷり付けてくれた。ジェシーには次になんかお礼をしないとね。
ひなちゃんが真っ白になると次はジェシー。3方向から頭部にパイをぶつける。ほとんどの部分をカバーした。それがまだくっついているうちに頭のてっぺんに載せてあげた。そのままその4つを降ろし、体に塗り付けた。もちろん服の中にもたっぷりねじ込んであげた。
全身真っ白になったところで四つん這いで並び(恥ずかしい!)お尻をカメラに向けて片尻に一つずつパイ。8この紙皿が並んだ。
そしてそのまま這ってケーキベットにいき、一気にうつ伏せに倒れ込む。ベトッとしたクリームが肌をくすぐった。
上からパイを投げつけられ、紙皿だけもっていかれると、私の上にクリームまみれのジェシーがのっかった。ジェシーは思ったより軽かった。横にはヒロコさん。ヒロコさんの上にはひなちゃん。そのままマットを丸められ、人間ロールケーキ。ロープできつく丸まったマットの外側を絞められる。
監督「ハワード監督からの指示。みんなその中で暴れ回って」
動くのも大変な中であばれるだなんて。ひなちゃんがまずクリームに潜りながら転がり、ヒロコさんの体をペタペタ触りながら私の横にきた。ヒロコさんが上に乗ってきた。ジェシーが下に。あれ?上だった?感覚がもうわからない。さらにロールケーキの両端にパイでふたをされた。目の前は真っ白で、ひなちゃんが上?ヒロコさんが左かな?ジェシーは?もう何がなんだかわからない。誰かに胸をもまれた。お返しに私も誰かの胸を揉んだ。大きい。ってことはひなちゃん?いや、ひなちゃんより大きいからヒロコさんかな?
どれくらいたったかわからないがしばらくしてロープをほどかれた。
3人とも真っ白だから、私も真っ白なんだろう。顔についたクリームを手で払うと顔に指の跡でクリームがとれた。

ヒ「ひなちゃんあたしの胸揉んだ?」
ひな「あれ?うちちゃうよ?」
ジ「それ私かも。」
私「あ、ごめん。私です。私のを揉んだのはジェシーね?」
ジ「そうなんだ。ごめんね」
私「私はいいよ。ひろこさんすみません。」
ヒ「・・なかなか良かっ・・・あ!いや、なんでもないの。」
私「?」

せっかく払いのけたのにまたパイを顔に3つも付けられ、またクリームまみれの顔に。
しばらくまたパイを投げあいながらすごした。
ハ『はい、これでパイは終了。手でクリームどけるシーンよろしく』
私はひなちゃんに訳した。それぞれのカメラでクリームを掻きとる様子を映してもらった。服を体に押しつけると襟元や股の間からクリームがトロリと漏れだした。
ひな「白いウ○チみたい。」
私「ひなちゃん!女の子がそんなはしたない言葉言っちゃだめ!」
ひな「はぁい。」
ひなちゃんは襟元からでたクリームを少しだけ舐めていた。私はクリームを手にたっぷり乗せ、ひなちゃんの顔に塗ってあげた。
ひな「んぶ。」
ひなちゃんはまた顔に付いたクリームを払いのけた。可愛い。
ある程度は落ちたがやはりクリームまみれには変わりなかった。ようやく終了。私たち4人はそのままシャワーを浴びることにした。ずぶぬれで戻り、後片づけを手伝った。

モデル体験記-アメリカ編-(4)

次の日は休みだった。朝起きて庭に出るとひなちゃんが昨日の衣装でずぶ濡れになっていた。
ひな「目覚ましにちょうどいいよ。彩夏さんもどう?」
私は遠慮した。

2日間のお休み。観光を楽しんだ。

次の日、あるイベントに誘われた。ダンクタンクイベントだ。調べてもらえば分かると思うけど、ダンクタンクはタンクの上の板に座り、横のボタンにボールがぶつかるとその板が折れて水の中に落とされるってやつ。

最初にひなちゃんが座った。監督、ひろしさん、イベント主催の人たちが次々なげ、最後にジェシーの放った玉がひなちゃんをびしょ濡れに変えた。
びしょ濡れになると賞金がもらえるが、私たちはびしょ濡れのプロ(?)なのでもらえなかった。
次は私。その上がってくる湿気で水が冷たいことが分かった。ま、汗をかくほど暑かったからちょうどいいか。
ヒロコさんの放った玉がいきなりヒット。冷たい水に頭まで浸かった。上がればもうびしょ濡れ。気持ちいいー。
続いてヒロコさんが挑戦。5人までがボールを投げれるというルールだったのに、ヒロコさんは落とされるまで投げ続けられた。ヒロコさんももちろんびちょびちょ。ヒロコさんはかなり分厚い服だったから、滴る水も半端ではなかった。
たまたまイベントに来てた女の子たち二人がびしょ濡れにされた後話しかけてきた。
女1『あなたもびしょ濡れですね。』
私『ええ。気持ちいいわよね』
女2『そうね。』
会話してるうちにジェシーがびしょびしょになっていた。
ジ『彩夏、一緒にもう一回やろ?』
私『いいよ。そういうわけだから。』
女2『思いっきり濡れてきなよ。』
私『わかった。』

今度は落とされるまでかなり時間がかかった。おかげで唐突なタイミングで落とされてジェシーは鼻から水を吸い込んでしまったようだ。むせ返りながらタンクから出た。
一方そのころヒロコさんとひなちゃんは、さっきの子たちとは別のずぶ濡れ3人組の女の子とホースやバケツで水を掛け合っていた。私たちもタンクから出るとそこに参加した。そのまま私たちはびしょ濡れで帰った。交通機関は使えないから歩いて。しばらく歩いていると服は乾いた。
でもやっぱりまたおうちのプールに落とされて体にピタッと張り付くグショ濡れ服に逆戻り。その日はスタッフも全員参加して全員でずぶ濡れになった。
監督も含め現場スタッフ7人。モデル4人、日本側スタッフ2人だから、あわせて13人。あがったプールの嵩もかなり低くなった。スタッフはそのまま解散。私たちはもちろん夜まで濡れたまま。

モデル体験記-アメリカ編-(3)

撮影一日目。まずは噴水でのWETシーン撮影から。

ハワード(以下、ハ)『それじゃ撮影にはいりますよ。ジェシカ、前と同じように演技だ。手本を見せてやってくれ』
ジェシカ(以下、ジ)『OK。』
ジェシカさんは高めのヒール靴に薄いストッキングで、OLスーツを着ていた。ちなみに私も同じ格好。ひなちゃんは白Tシャツに青色のジーパン、ヒロコさんは黄色Tシャツに黒い長パンツだった。
私「今から手本を見せてくれるって」
ひな「わかった。」
ジェシカさんは噴水の縁に座り、一度足も縁に乗せて向かって右向きに(日本でいう)体操座りになったあと、左足からゆっくり噴水の中に入った。
ハ『冷たい?』
ジ『ええ。』
左足をすすめ、右足も入った。噴水の中に立つと、こちらへ振り返った。そこでいくつかポーズ。ジェシカさんはゆっくりと立て膝になり、スカートの裾が濡れた。その瞬間、噴水のサイクルの一番強い水が出て、ジェシカさんは頭からもろに浴びてしまった。ジェシカさんは楽しそうに悲鳴を上げた。ゆっくりと座っていき、噴水の水が流れているところに背中をつけた。頭を壁につけて頭から濡れる。手はバシャバシャと水を体にかけていた。しばらくそのまま浴び続け、最後に頭から潜って上がった。水をポタポタ垂らしながらジェシカさんはカメラの前で上着を脱いだりポーズをとったりしていた。
ハ『ジェシカ、OKだよ。次はヒロコとひな、よろしく』
ひなちゃんは名前を呼ばれて気がついたのか、訳す前にもうヒロコさんと噴水に向かっていた。
ジ『あー、冷たい。』ずぶ濡れのジェシカさんが歩いてきた。
私『気持ちよかった?』
ジ『うん、すごく気持ちいいわ。』
私『ジェシカさんはどういうきっかけでこういうのやってるの?』
ジ『あら、ジェシーでいいよ。彩夏さん26くらいでしょ?』
私『あ、よく分かりましたね。ちょうど26です。』
ジ『え!本当?なら年上よ!あたし24だもの』
私『えーっ!』
ハ『二人とも静かに!』
私・ジ『はーい。』

私『なら気を使うこともないね、ジェシー。』
ジ『で、きっかけだよね。私はヒロコの結婚式で花嫁と一緒にプールに落とされたのが最初。ヒロコとは大学で仲良くなったの。あなたは?』
私『私は雨を思いっきり浴びちゃったことがあって。』
ジ『「マジでー?」傘忘れたとか?』
私「うん、そう。」日本語と英語が混じりあう会話だ。
ハ『次、彩夏よろしく。打ち合わせ通りジェシカもスタンバイだ。』
私「OK!じゃ、いってくるね」
ジ「後で行くね」

びしょ濡れ水着スケスケのヒロコさんとひなちゃんに手を振りかえすと、撮影にいった。まず縁に座って左足をつける。冷たい!ハワードさんの「マキで」という日本語の指示に笑いながら、早めに水に沈み込んだ。近くから映す監督のカメラに手を振りながら、噴水を浴びた。髪をなでたり水をバシャバシャたてたりしていると、ジェシーが入ってきた。二人で水を浴びせあい、のっかったりのっかられたりして遊び、しばらくして水から上がった。二人で水たまりを作りながらポーズ。びしょ濡れTシャツの二人も加わって、ひとり一カメラで撮ってもらいながらまた噴水へ。なるべくカメラ目線を送りながらみんなで水遊びした。
最後に全員で潜り、ジェシーが抜け、ヒロコさんが抜け、ひなちゃんが抜け、それを水中で見届けると上がった。全身から水が溢れ落ち、濡れて重たくなった服が肌をくすぐった。
ハ『OK、じゃそのまま歩いて次の場所に行きましょう』
次の場所まで200mちょい。数人の一般の人に見られながら歩く。それでも4人一緒だと恥ずかしさもそれほどではなかった。歩く度にグチュッと靴の中が泡立つ感じがまた気持ちよかった。

現場のハワード監督の自宅横の道路に戻り、まずまたひとりひとカメラでついてもらって、大きなバケツの水を1杯自分で浴びると、ジェシーから順番にシャワーを浴びた。道路に設置してあるシャワーだ。ハワードさんの自宅から引いた水が固定されて浴びれるようになっていた。ジェシーが気持ちよさそうに浴びると、そのままジェシーはおうちに戻った。水に飛び込む音がしたからたぶんプールに入ったんだろう。
そういってる間にずぶ濡れのヒロコさんが歩いていった。続いてひなちゃん。ひなちゃんはそれこそうれしそうにシャワーを浴びながらジャンプしたり、手で滴る水をためて顔を洗ったり、服をなでたりしていた。ヒロコさんより少し長めにシャワーを浴びて、私に代わった。
私はとりあえず頭から浴びる。服の上から手でゴシゴシと洗う風にしたり、ひなちゃんと同じように顔を洗った。最後に顔からシャワーを浴びてプールへ歩いた。
それから4人でプールで存分に遊び、上がってびしょ濡れのまま休み、また遊んだりを繰り返した。しばらく遊ぶと、ハワードさんから終了の合図をかけられ、いちどプールに潜ったあと、4人同時に上がり、ジェシーと私は上着を脱いでスケスケブラウスで二人と並び、しばらくいろんな角度から撮影された。最後に全員で、「気持ちよかったー!」と日本語で叫び、撮影は終了。ひなちゃんはどうせ濡れた服のまま過ごすだろうから、私はひなちゃんを誘ってまたプールに入った。すると、ジェシーもヒロコさんも一緒に遊んだ。

ジ「本国にいるはずなのに、なにこのアウェー感。」
ひな「日本語はあたしよりできてるのにね。」
と、笑いをさそった。

結局夕食のバーベキューも濡れたまま食べ、その様子も撮影してもらった。ひなちゃんに至っては一口食べるごとにプールに飛び込むパフォーマンスをする始末。ずぶ濡れチームはそれぞれ何度か付き合った。

ヒ「彩夏さんお酒飲むんだ」
ワイングラスを空にしたとき、ヒロコさんに言われた
私「楽しいときにしか飲まないんですけどね。やけ酒は次の日に残りますから。」
ヒ「あー、そうね。確かに。」
ひなちゃんとジェシーは全く飲めないらしい。ひなちゃんは「飲むくらいだったら浴びる!」なんて言ってた。
結局終わりまで濡れ続け、お酒の影響もあってかクタクタになってすぐに寝た。

モデル体験記-アメリカ編- (2)

機内で眠れなかったひろしさんをよそに、私とひなさんは元気いっぱいで空港を見て回った。フライドチキン屋さんの人形みたいな顔のおじさまが近づいてきた。
『ひなさんと彩夏さんだね?STAR WAMS主催のハワードだ。』
『お会いできて光栄です。ハワードさん』
『ほぉ、なかなかの英語ですね、彩夏さん』
横からひなちゃんが入ってきて、
「何?なんて言ってるの?」
「こちら、STAR WAMS主催のハワードさん。」
「はわーどデス、ヨロシク。」
「あ、よろしくお願いします。ひなです。日本語できるんですね。」
「スコシ。」

ハワードさんのワゴン車に乗り、撮影場所に向かう。
『時差は大丈夫?眠れた?』
『眠れましたよ。ただ一人をのぞいては』
後部座席で寝息をたてていたのはもちろんひろしさん。
『あのスタッフ大丈夫なのかい?』
『んー、たぶん。』
ハワードさんと監督さんとで笑った。

車は1時間ほど走り、ようやく到着した。ハワードさんの自宅だ。奥さんのヒロコさんが迎えてくれた
「いらっしゃい。長旅お疲れさま。」
「あれ?日本語・・・」
ひなさんが言った
「私は日本人よ。」
ヒロコさんが言った。ハワードさんが続けた。
『彼女が留学中に出会ったんだよ』
「奥さんの留学中に出会ったんだって。」ひなさんに教えてあげた。
「へぇー。」
「今日はみなさんを歓迎してパーティをします。」
『撮影は明日からだよ。』
「撮影は明日からだって」
ひなさんは頷いた。

パーティの間いくつか質問をされた。ずぶ濡れは好きか、あのDVD(監督は全編見たようだ)はどうだった、そんなようなことだ。ひなさんに訳しながら答えた。
最後の質問は
『ここにプールがあるが、今すぐ飛び込みたいか?』
『もちろん。ひなちゃんも同じはず』
『飛び込んでくれてもいいぞ。』
ひなちゃんにそれを伝えた瞬間、ひなちゃんは飛び込んだ。私も入った。ひなちゃんは人魚のように泳ぎ回り、ヒロコさんも入ってきて3人で泳いだ。
順番にあがり、濡れた服や髪を整えた。
『日本の女性は素晴らしいね。』
ハワードさんは独り言のように言った
『なぜ?』私は聞いた。
『ん、日本の女性は髪についた水を落とすのに優しく髪をなでるから。こちらではほとんどの人は頭を振るからな。それもダイナミックに。』
『あーなるほど。確かにそうですね。』

プールから上がり、しばらくずぶ濡れで過ごしていると、スタッフやモデルさんがやってきた。スタッフは6人。かなり本格的だ。モデルさんはジェシカさん、そしてヒロコさんだ。
ジェシカ「彩夏さんとひなさんだっけ。」
ひな「あれ?日本語話せるの?」
ジェシカ「ええ。子供の頃から日本が好きで、大学でも日本語をとってたのよ。」
ハワード『今回二人のDVDを紹介してきたのもジェシカなんだよ。』
彩夏『そうなんですか』「・・・だって、ひなちゃん」私はひなちゃんに訳した。
ひな「じゃあ、見てくれたんだね!」
ジェシカ「ええ。二人のどろんこ姿、艶やかだったわ。」
ひな「艶やかって・・・」
ジェシカ「あれ?言わない?」
彩夏「若い人はあんまり使いませんね」
ジェシカ「そうなんだ。日本で喋ったことないから時々変な言葉喋っちゃうかもしれないけど、ごめんね。」
彩夏「いえいえ、大丈夫です。」
ジェシカ「あら、よくみたら二人とも服湿ってるじゃん」
さっきまでビチョビチョだったはずなのに、もうほとんど乾いていた。
ジェシカ「泳ぎましょ。」
またプールに入り、泳いだ。

コラム?そんな女の子のいる光景

昨日某大型オンラインゲームサイトでチャットしていたんですよ。
そしたら、友人同士で入ってきた女の子アバターの二人。
中の人がどうでアレ、自然と妄想が浮かびます。
今日あった不幸なことみたいな話題で、
その女の子アバターのひとりが「池に落ちた」って言ってたんですね。
いまどき池に落ちるような女の子って、小説に出てくるひなぐらいしかいないと思ってたんですよ。まぁやつの場合は「落ちた」ではなく「飛び込んだ」になるんでしょうけどねw

話がヨコミゾセイシ、じゃなくて横道に逸れました。
普通に生活してたら池に落ちるだなんてよっぽどじゃないですか。
詳しく聞くと、親戚に釣りを教えてもらっていて、つりざおごとどぼーん!だったそうな。
服はびしょ濡れになるし・・・・まぁ暑かったからまだよかったけどなんていってましたね。

・・・よし。膨らましてお話にするか。

モデル体験記 アメリカ編 (1)

7月も中盤にさしかかろうという頃、監督から電話が入った。暇だったら今すぐにうちにきてほしいとのお達しだった。今日はパートも仕事もなかったので、すぐに行った。
家に着くとまずひなさんにカバンと携帯を預けた。そして私は監督の待つ庭へ向かった。
早速池の中に潜らされ全身ずぶ濡れになったのち、打ち合わせを始めた。
「突然だけど、彩夏さん、アメリカに行きませんか?」
「・・・えっ?」
ア、アメリカ?ま、まさか泳いで・・・んなわけないか。でも、なんで?
「旅費はこちらがすべて出します。用意していただきたいものはパスポート、スーツケース、この三つは領収書でこっちに落としてください。それから、衣装は用意しますので、それ以外の着替えですね。あ、お土産は自費ですよ?あ、あと入国前に必要な『ESTA』を取得しておいてください。不明な点があればこちらでやりますから、その際はパスポートを持ってうちに来てくださいね。」
「は・・・・はぁ・・・・」
まだ行くって言ってないのになぁ・・・。
「どうしてアメリカなんですか?」
「いやいや、実はね、アメリカのWAMサイトから私、ひな、彩夏さんにオファーがきてね。で、アシスタントにひろしも行かせてくれとお願いしたら」
航空券4枚を差し出した。
「行くよね?」
「アメリカに行ってずぶ濡れにされるんですか?」
「嫌かい?」
「行きたいです!」
この世界(?)に入ってから、アメリカのサイトとかで女性達が街中でシャワーを浴びたり、黄緑色のスライムを浴びたりする姿を何度も見た。そして、やりたいとも思っていた。
「そういってくれると思ったよ。早速だけど出発日は再来週の水曜日。集合は16時にここでいいかな?」
「分かりました。ところで・・・」
「何だい?」
「私、何でずぶ濡れにされたんですか?いま・・・」
「ん?あれ、何でだろうね」
「・・・え?」
「あ!そうだ。折角ずぶ濡れなんだから、ちょっと良いもの体験させてあげるね。」
と、持ってきたのは首輪。そこにちゃっちい針金が付いていた。
「これぞ、ひなが家で毎日つけている、ウォーターネックレス24!」
「・・・・・・はい?」
「いいからつけて。」
とりあえず装着する。監督がシャワーノズルの付いたホースを針金に取り付けた。
「じゃあ、いきますよ。」
監督は蛇口にホースの先をつけ、程なくして頭から水が垂れ始めた。
「ぶは、これ、すごい。」
「ね?すごいでしょ?」
「あー、いいですねこれ。欲しいです。」
「本当!?いいよ。それ、あげる。」
「いいんですか?」
「実はもう3個作ってあるから、いいよ。」
これは画期的。何の作業をしていてもいつでもビチョビチョに濡れていられるなんて、幸せ~。
「ありがとうございます!」
「いいよ~。この前ひなはこれで24時間ずぶ濡れ生活を体験したんだ。あ、丁度電話くれたとき。」
「ああ、あの日ですか。って24時間!?」
「さすがに16時間でひながリタイアしたけどな。」
「ちゃんとひなちゃんにバケツ10杯浴びせました?」
「ああ、もちろん!あ、そうだ忘れてた。」
「?」
「ひながあの日のお礼をしたいとか言ってたな。」
「そんなぁ、お礼だなんて。」
と喜んだように見せたけど、たぶん間違いなく仕返しされるんだろうな。
「じゃあ、お言葉に甘えていただいてこようかしら。」
私はウォーターネックレスをはずし、ひなちゃんを探した。

ひなちゃんはやはりずぶ濡れでプールサイドで足をばたつかせていた。ウォーターネックレスをつけていたが、水は出していないようだった。
ひな「あ、彩夏さん、どうかした?」
私「この間のお礼ってのを受け取りにきたんだけど・・・」
ひな「この間?・・・ああ、そんじゃ、シャワーの下に立って。」
私はシャワーの下に立った。
ひな「こないだはバケツ10杯もどうもありがとう。これがお礼や!」
シャワーを全開にされた。私は為すすべもなくシャワーを浴びた。冷たくて気持ちいい。なるべくたくさん水が出ている場所に立ち、たっぷりと水を浴びた。

3分くらいたった頃、シャワーを止められた。私はシャワーから出ると、ひなさんのすぐ横に座った。ひなさんはバケツを持ってきてプールの水を汲むと、ザバッと私の頭の上から水を浴びせた。そして私にバケツを差し出した。
ひな「これで自分で5杯水浴び。」
早速私はバケツに水を汲み、頭から2杯水を浴びた。服はビチョッと張り付いて、頭はすっきりした。私が次を汲むと、ひなさんがぼーっとしていたので、ひなさんに頭から浴びせてあげた。ひなさんは無抵抗に浴びた。怒ってくる様子もなかったから、さらに2杯浴びせ、
私「はい、5杯。」とバケツを渡し、逃げるようにプールを出た。

アメリカかぁ・・・
私の英語、通じるかな?

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