2009-05

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モデル体験記-アメリカ編-(3)

撮影一日目。まずは噴水でのWETシーン撮影から。

ハワード(以下、ハ)『それじゃ撮影にはいりますよ。ジェシカ、前と同じように演技だ。手本を見せてやってくれ』
ジェシカ(以下、ジ)『OK。』
ジェシカさんは高めのヒール靴に薄いストッキングで、OLスーツを着ていた。ちなみに私も同じ格好。ひなちゃんは白Tシャツに青色のジーパン、ヒロコさんは黄色Tシャツに黒い長パンツだった。
私「今から手本を見せてくれるって」
ひな「わかった。」
ジェシカさんは噴水の縁に座り、一度足も縁に乗せて向かって右向きに(日本でいう)体操座りになったあと、左足からゆっくり噴水の中に入った。
ハ『冷たい?』
ジ『ええ。』
左足をすすめ、右足も入った。噴水の中に立つと、こちらへ振り返った。そこでいくつかポーズ。ジェシカさんはゆっくりと立て膝になり、スカートの裾が濡れた。その瞬間、噴水のサイクルの一番強い水が出て、ジェシカさんは頭からもろに浴びてしまった。ジェシカさんは楽しそうに悲鳴を上げた。ゆっくりと座っていき、噴水の水が流れているところに背中をつけた。頭を壁につけて頭から濡れる。手はバシャバシャと水を体にかけていた。しばらくそのまま浴び続け、最後に頭から潜って上がった。水をポタポタ垂らしながらジェシカさんはカメラの前で上着を脱いだりポーズをとったりしていた。
ハ『ジェシカ、OKだよ。次はヒロコとひな、よろしく』
ひなちゃんは名前を呼ばれて気がついたのか、訳す前にもうヒロコさんと噴水に向かっていた。
ジ『あー、冷たい。』ずぶ濡れのジェシカさんが歩いてきた。
私『気持ちよかった?』
ジ『うん、すごく気持ちいいわ。』
私『ジェシカさんはどういうきっかけでこういうのやってるの?』
ジ『あら、ジェシーでいいよ。彩夏さん26くらいでしょ?』
私『あ、よく分かりましたね。ちょうど26です。』
ジ『え!本当?なら年上よ!あたし24だもの』
私『えーっ!』
ハ『二人とも静かに!』
私・ジ『はーい。』

私『なら気を使うこともないね、ジェシー。』
ジ『で、きっかけだよね。私はヒロコの結婚式で花嫁と一緒にプールに落とされたのが最初。ヒロコとは大学で仲良くなったの。あなたは?』
私『私は雨を思いっきり浴びちゃったことがあって。』
ジ『「マジでー?」傘忘れたとか?』
私「うん、そう。」日本語と英語が混じりあう会話だ。
ハ『次、彩夏よろしく。打ち合わせ通りジェシカもスタンバイだ。』
私「OK!じゃ、いってくるね」
ジ「後で行くね」

びしょ濡れ水着スケスケのヒロコさんとひなちゃんに手を振りかえすと、撮影にいった。まず縁に座って左足をつける。冷たい!ハワードさんの「マキで」という日本語の指示に笑いながら、早めに水に沈み込んだ。近くから映す監督のカメラに手を振りながら、噴水を浴びた。髪をなでたり水をバシャバシャたてたりしていると、ジェシーが入ってきた。二人で水を浴びせあい、のっかったりのっかられたりして遊び、しばらくして水から上がった。二人で水たまりを作りながらポーズ。びしょ濡れTシャツの二人も加わって、ひとり一カメラで撮ってもらいながらまた噴水へ。なるべくカメラ目線を送りながらみんなで水遊びした。
最後に全員で潜り、ジェシーが抜け、ヒロコさんが抜け、ひなちゃんが抜け、それを水中で見届けると上がった。全身から水が溢れ落ち、濡れて重たくなった服が肌をくすぐった。
ハ『OK、じゃそのまま歩いて次の場所に行きましょう』
次の場所まで200mちょい。数人の一般の人に見られながら歩く。それでも4人一緒だと恥ずかしさもそれほどではなかった。歩く度にグチュッと靴の中が泡立つ感じがまた気持ちよかった。

現場のハワード監督の自宅横の道路に戻り、まずまたひとりひとカメラでついてもらって、大きなバケツの水を1杯自分で浴びると、ジェシーから順番にシャワーを浴びた。道路に設置してあるシャワーだ。ハワードさんの自宅から引いた水が固定されて浴びれるようになっていた。ジェシーが気持ちよさそうに浴びると、そのままジェシーはおうちに戻った。水に飛び込む音がしたからたぶんプールに入ったんだろう。
そういってる間にずぶ濡れのヒロコさんが歩いていった。続いてひなちゃん。ひなちゃんはそれこそうれしそうにシャワーを浴びながらジャンプしたり、手で滴る水をためて顔を洗ったり、服をなでたりしていた。ヒロコさんより少し長めにシャワーを浴びて、私に代わった。
私はとりあえず頭から浴びる。服の上から手でゴシゴシと洗う風にしたり、ひなちゃんと同じように顔を洗った。最後に顔からシャワーを浴びてプールへ歩いた。
それから4人でプールで存分に遊び、上がってびしょ濡れのまま休み、また遊んだりを繰り返した。しばらく遊ぶと、ハワードさんから終了の合図をかけられ、いちどプールに潜ったあと、4人同時に上がり、ジェシーと私は上着を脱いでスケスケブラウスで二人と並び、しばらくいろんな角度から撮影された。最後に全員で、「気持ちよかったー!」と日本語で叫び、撮影は終了。ひなちゃんはどうせ濡れた服のまま過ごすだろうから、私はひなちゃんを誘ってまたプールに入った。すると、ジェシーもヒロコさんも一緒に遊んだ。

ジ「本国にいるはずなのに、なにこのアウェー感。」
ひな「日本語はあたしよりできてるのにね。」
と、笑いをさそった。

結局夕食のバーベキューも濡れたまま食べ、その様子も撮影してもらった。ひなちゃんに至っては一口食べるごとにプールに飛び込むパフォーマンスをする始末。ずぶ濡れチームはそれぞれ何度か付き合った。

ヒ「彩夏さんお酒飲むんだ」
ワイングラスを空にしたとき、ヒロコさんに言われた
私「楽しいときにしか飲まないんですけどね。やけ酒は次の日に残りますから。」
ヒ「あー、そうね。確かに。」
ひなちゃんとジェシーは全く飲めないらしい。ひなちゃんは「飲むくらいだったら浴びる!」なんて言ってた。
結局終わりまで濡れ続け、お酒の影響もあってかクタクタになってすぐに寝た。

モデル体験記-アメリカ編- (2)

機内で眠れなかったひろしさんをよそに、私とひなさんは元気いっぱいで空港を見て回った。フライドチキン屋さんの人形みたいな顔のおじさまが近づいてきた。
『ひなさんと彩夏さんだね?STAR WAMS主催のハワードだ。』
『お会いできて光栄です。ハワードさん』
『ほぉ、なかなかの英語ですね、彩夏さん』
横からひなちゃんが入ってきて、
「何?なんて言ってるの?」
「こちら、STAR WAMS主催のハワードさん。」
「はわーどデス、ヨロシク。」
「あ、よろしくお願いします。ひなです。日本語できるんですね。」
「スコシ。」

ハワードさんのワゴン車に乗り、撮影場所に向かう。
『時差は大丈夫?眠れた?』
『眠れましたよ。ただ一人をのぞいては』
後部座席で寝息をたてていたのはもちろんひろしさん。
『あのスタッフ大丈夫なのかい?』
『んー、たぶん。』
ハワードさんと監督さんとで笑った。

車は1時間ほど走り、ようやく到着した。ハワードさんの自宅だ。奥さんのヒロコさんが迎えてくれた
「いらっしゃい。長旅お疲れさま。」
「あれ?日本語・・・」
ひなさんが言った
「私は日本人よ。」
ヒロコさんが言った。ハワードさんが続けた。
『彼女が留学中に出会ったんだよ』
「奥さんの留学中に出会ったんだって。」ひなさんに教えてあげた。
「へぇー。」
「今日はみなさんを歓迎してパーティをします。」
『撮影は明日からだよ。』
「撮影は明日からだって」
ひなさんは頷いた。

パーティの間いくつか質問をされた。ずぶ濡れは好きか、あのDVD(監督は全編見たようだ)はどうだった、そんなようなことだ。ひなさんに訳しながら答えた。
最後の質問は
『ここにプールがあるが、今すぐ飛び込みたいか?』
『もちろん。ひなちゃんも同じはず』
『飛び込んでくれてもいいぞ。』
ひなちゃんにそれを伝えた瞬間、ひなちゃんは飛び込んだ。私も入った。ひなちゃんは人魚のように泳ぎ回り、ヒロコさんも入ってきて3人で泳いだ。
順番にあがり、濡れた服や髪を整えた。
『日本の女性は素晴らしいね。』
ハワードさんは独り言のように言った
『なぜ?』私は聞いた。
『ん、日本の女性は髪についた水を落とすのに優しく髪をなでるから。こちらではほとんどの人は頭を振るからな。それもダイナミックに。』
『あーなるほど。確かにそうですね。』

プールから上がり、しばらくずぶ濡れで過ごしていると、スタッフやモデルさんがやってきた。スタッフは6人。かなり本格的だ。モデルさんはジェシカさん、そしてヒロコさんだ。
ジェシカ「彩夏さんとひなさんだっけ。」
ひな「あれ?日本語話せるの?」
ジェシカ「ええ。子供の頃から日本が好きで、大学でも日本語をとってたのよ。」
ハワード『今回二人のDVDを紹介してきたのもジェシカなんだよ。』
彩夏『そうなんですか』「・・・だって、ひなちゃん」私はひなちゃんに訳した。
ひな「じゃあ、見てくれたんだね!」
ジェシカ「ええ。二人のどろんこ姿、艶やかだったわ。」
ひな「艶やかって・・・」
ジェシカ「あれ?言わない?」
彩夏「若い人はあんまり使いませんね」
ジェシカ「そうなんだ。日本で喋ったことないから時々変な言葉喋っちゃうかもしれないけど、ごめんね。」
彩夏「いえいえ、大丈夫です。」
ジェシカ「あら、よくみたら二人とも服湿ってるじゃん」
さっきまでビチョビチョだったはずなのに、もうほとんど乾いていた。
ジェシカ「泳ぎましょ。」
またプールに入り、泳いだ。

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