2024-05

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24 -twenty four- (1)

夕食後、旦那さまが明日の撮影について話しかけてきた。
「明日、ひなはずぶぬれで一日過ごしてもらうよ」
「一日!?起きてすぐ濡れて寝るまでそのまま!?」
「ちょっと違うね。24時間ずぶ濡れでいてもらう」
「24時間!?」
「そうだよ。だから今日はしっかり寝てね」
「ちょ、ちょ、ちょっとまって。映像に残る時間は何時間?」
「他のシーンとの複合だから、15分くらいかな」
「たった15分のために24時間ずぶ濡れでおらなあかんの!?」
「ひなはずぶ濡れ大好きだもんな。」
「あ、うん・・・」


朝目覚める。AM08;00の時報とともにプールにおとされた。すぐにあがるとすでにビッショビショ。ここである装置を取り付けられた。首輪だ。その首輪の後ろに針金がくくりつけられている。ハンガーをリサイクルして作ったようだ。針金は頭の上に伸び、頭の上にホースとシャワーノズルがその針金でくくってある。頭の上に水が降り注ぐ仕組みだ。早速庭の蛇口にホースをつけられ蛇口を開かれる。シャワーの刺激が頭に伝わり、すぐに水が垂れてきた。これをつけたまま24時間過ごすのだ。
「付け心地はどう?僕の自信作『ウォーターネックレス24』!」
「・・・ダサい名前や」
ザバアッ。バケツの水が頭から襲う。
「すごく、いいでぷ!」「そうでしょ?苦労したんだから。針金で首を傷つけないようにとか、重量に耐えられるかとか」
「・・・その割にはチャチやな」
ザバアッ。バケツの水がまた頭から襲う。
「すごいねーこれ!これであたし24時間ずぶ濡れやん!」

濡れたパジャマを脱ぎ、前開きの服を着る。頭にウォーターネックレスの先があるから前開きしか着られない。そしてすぐにボテッと服は濡れていく。着替えても服が乾いているのは一瞬だ。すぐに水滴が服から垂れ始めた。
朝ご飯は濡れたまま食べる。これくらいは当たり前。あたしの椅子の下はすぐに水たまりができた。家の中を水浸しにしたくないから、食事以外は庭にでていることにした。
「ひな、彩夏さん参加のやつ完成したよ。一緒に観よう!」
「観して観して!」
早速旦那さまはテレビを縁側に持ってきてくれた。旦那さまは庭の椅子に座り、あたしも座ろうとした。すると
「ん?ひなは池の中に入って観るんじゃないの?」
「あ・・・・」
やっぱそうなるのか。あたしは椅子を池に入れ、池の中で座った。首まで水中に入った。
「池に入ったんだったら、そのシャワー止めても大丈夫だな。」
旦那さまは蛇口を止めてくれた。でもあたしが髪を整えるとすぐさま蛇口を開いた。
「だめだめ。髪は顔に張り付かせなきゃ。」
しばらくして蛇口を止めるとあたしはそのまま映像を観はじめた。
彩夏さんの濡れた身体、なんてセクシーなんだろう。彩夏さんが言ってたとおり初めてのシーンはなんとなく笑顔が固まってた。
20分くらい水に浸かっているとさすがに疲れてきた。映像を一時停止して、蛇口をあけてもらい、椅子を池からだした。あたしも池からあがって、濡れてる椅子に座って、再生にもどる。映像の最後までそのままでいた。
「なかなかええやん。」
「だろ?彩夏さんセクシーだったな。」
「これがWET編ね。MESSY編も見して」
「いいけどひな、ずぶ濡れじゃん」
「なにをいまさら。」
「11時だぞ。着替えの時間だ。」
そうだ。打ち合わせたときに、3時間ごとに着替えることを約束したんだった。早速濡れた服を脱ぎ、前開きの冬セーラーに着替える。前に使った衣装で、泥汚れが目立つやつだ。すぐに頭からのシャワーで濡れていく。先ほどの濡れた服とパジャマは池の中に沈めた。後から着せられるんだろうな。
「あのさ、ちょっと、いい?」あたしは旦那さまにバケツを差し出して求めた。
「何?」旦那さまは答えた
「このダサいの取り外して。」
ザバー。バケツの水を頭からかけてもらった。
「名前がうざいの。」
さらにバケツで水を浴びせられた。
「ひな、これでいいのか?」
「エヘヘヘ・・・・」全身ビッチョビチョに戻ったあたしはこのときが一番幸せだ。
「・・・あ、お昼ご飯食べな。」
「そうだな。ちょっと早いけどお昼にしようか」
「天気がいいからお外で食べよ。」
お昼ご飯は旦那さまがサンドウィッチを作ってくれた。仕事先の女優さんたちが大絶賛してくれると評判の、あたしも大好きなサンドウィッチだ。
シャワーを浴びながら食べてるので、どうしてもぐちゅぐちゅに崩れてしまう。食べこぼしながら、それでも、超美味しかった。
「おいしかったあ!元気でたよ。」
「ひな!あーあっ、こんなに食べこぼして。」
旦那さまは服に食べこぼしたパンを洗ってくれた。もちろんバケツで2杯。

「今何時?」
「12時すぎたとこだな。続き観ようか。」
「うん。」
シャワーが全身に行き渡るようにと、水がたまるようにビニールプールの上に立ってしばらく観た。彩夏さんの泥んこ、すごく可愛い。
「彩夏さんのローションははじめてみるんだよな?」
「あ、そうだねー。」
全身ヌルヌルの彩夏さん。めっちゃ嬉しそう!あたしもまたヌルヌルになりたいなぁ。
「もうちょっと光沢感があっても良かったんちゃう?」
「さすがひなだな~。そこ、僕も気になったんだよ。」
「やった~あたり!ご褒美ちょうだい?」
バケツを差し出した。だんなさまは池の水をくんで、頭からぶっかけてもらった。足首まで水がたまったビニールプールに座った。
「ひな、辛くないか?」
「平気だよ!全然元気!」
とは言ってもずっと頭に刺激があるのは少し痛かった。旦那さまはシャワーホースを蛇口からはずし、別のホースをつけ、その先をビニールプールに入れた。あたしはホースを持って顔に水をしばらくかけた後、襟元に差し込んだ。
「ひなぁ・・・・可愛いなぁ。」
「へへっ」あたしは悪戯っぽく笑ってみせた

映像の終了と同時にバケツの水を浴びた。まもなく2時。着替えの時間だ。今度はピンクのワンピース。ふわっとしたスカート部分がお気に入り。まず池の中にワンピを沈めて、ビチョビチョ冬セーラーを脱ぐ。そして池に頭を突っ込んでワンピを探し、見つけたら池の中に潜って着る。池からでたらすでにビチョビチョ。ふんわりスカートも脚に張り付いて、気持ちいい。

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