2010-08

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仮になんですが…モデル修正1

私は今日、辞表を叩きつけてきた。
これは切られる前に切ったというのが正しいと思う。確かに私は小さなミスをした。けれど、それを会社の存亡に関わるほどに膨れ上がらせたのは他ならぬ上司のあの頑固ハゲだ。でも、それももうお仕舞い。あいつの下にいることももう必要ない。
物欲があまりないおかげもあり、仕事一辺倒だったこともあり、貯蓄はそこそこある。もう、会社に縛られるのは嫌だ。
何が学歴だ。何が『デキる女』だ。好きなことを仕事にしよう。そう考えた。

でも、私の好きなことって、なに?

子供の頃から勉強漬けの毎日だった。親が厳しかったからじゃなく(寧ろ優しかった)、ただする事が無くて勉強ばかりしていた。ホント勤勉だねなんて褒められたりもしたけど、勉強以外のことは本当に退屈だった。
杉原家の一人娘として生まれた私だったけど、父も母もそれぞれ兄弟の末っ子だった。末っ子はすごい。どれだけ効率よく動くかを身を持って知っている。兄弟を見て兄弟の失敗を繰り返さないよう生きてるから、効率の良さが自然に身につくらしい。そのお陰か私もかなり効率よく立ち回れた。頭は大して良くないし、仕事は決してよくできる方ではないと自覚している。でも、作業効率の良さでは負けなかった。そのお陰で周囲からは『デキる人』と思われていたようだ。

会社を辞めた今日。私は一人暮らしの自宅にまっすぐ帰るのをやめて、家の近くの公園に立ち寄った。普段より早い出社だったから、時間に余裕が出たのだ。夕方の公園はかなり賑わっていた。遊ぶ子供、井戸端会議に花が咲く主婦、どの人も私には気づかない。ベンチに座ってぼーっと見渡していると、なんだか眠たくなってきた。


気づくと周りには誰も居なかった。そして私は全身ぐっしょりと濡れていた。雨が降ってきたのだ。そこそこ強い雨だった。体を起こすと「ビチャッ」と言う音がした。下腹部に溜まっていた水が流れ落ちた音だった。
まだ起きたての意識のはっきりしない私。公園の水道で顔を洗った。少しずつ意識が戻ってくるのと同時に、濡れた服の感触が肌に伝わってきた。
それを一言で表現するなら、『気持ちいい』だった。なぜ思ったかは分からない。ただ感覚的に、理性無く感じるままに、そう思った。そして私は願った。『もっと濡れたい』と。
まだふわふわとする意識の中、私は清掃用のバケツに手をかけていた。そしてそこにめいっぱい水を汲んだ。
ようやく意識がはっきりした。私は何をしてるんだ。早く帰って濡れた服を脱がなきゃ。そう感じているというのに、私の両手は既にバケツの縁を持っていた。
頭から水が降り注いだ。ゆっくりと浴びせられた。まるで金縛りのように、何かに取り憑かれたように手はバケツをゆっくりと傾けていた。
濡れていなかった下着もビチョビチョに濡れた。ああ、こんなことをしていてはいけない。やっとそう思った私はようやく家路についた。

全身ぐしょ濡れの私はすぐに風呂場に行った。服を脱ぐ前に濡れた姿を鏡で見た。ひどい格好だ。でも、見ているとなぜだかすごく気分が高揚してくるのが分かった。これが効率重視の勤勉なイイ子?これが会社で一目置かれたデキる女?メイクは汚く落ち、服はよれよれでスケスケ。その姿はまるでダメ女だ。その姿に私はなぜだか興奮していた。
私は考えるのをやめた。そしてシャワーを手に取り、頭の上に運ぶと、まだ服も着てるままでシャワーから水を出した。さらにどんどん濡れていく私。メイクもボロボロ。服はびちょ濡れだ。さらにひどい格好になるにつれて、さらに興奮した。ついには昨日のお湯がぬめりと共に残る冷たい湯船に顔から潜った。全身からもの凄い量の水を垂らしながら上がると、もはや私が私でないみたいだった。でもそれは間違いなく私であり、みすぼらしくなるにつれてどんどん興奮する変態の私だった。

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